●金融
余っている所から足りない所へ、日本を支える「経済の潤滑油」。
生産と消費の循環で成り立っている経済社会が動くためには、その間を取り持つ「お金」が必要となる。「金融」とはこのお金の流れをさし、余っている所から足りない所へお金を融通し、一時的な過不足を調整することをいう。
日本の金融機関は、経済の発展と国民生活の安定を目的とする政府系金融機関と、預金として集めた資金を企業などへ貸し付ける「間接金融」、株券や社債の売買を仲介する「直接金融」などの民間金融機関がある。このほか「クレジット・信販」や店舗設備を貸し出す「リース」などもある。
金融業界は、さまざまな再編を繰り返し、異なる業種を傘下に加えた総合フィナンシャルグループの誕生など、ここ10 数年活発な動きを続けている。
主な業種
・銀行 ・証券・投資信託委託 ・クレジット・信販・リース ・生命保険 ・損害保険
・信用金庫 ・労働金庫 ・信用組合 ・ファイナンス・ベンチャーキャピタル
・事業者金融 ・消費者金融 ・共済 ・商品取引