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  • R:エントリーシートの書き方

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エントリーシートとは、企業への応募用紙のこと。企業が読んで、会いたいと思わせることが大切です。「志望動機」や「自己PR」、資格や特技など、「自分がどういう人間か」を企業に伝えることを念頭において作成しましょう。一次選考や面接での話題、文章力の評価などにも使われるため、下記の要領を参考に、自分の魅力を十分にアピールして下さい。

●エントリーシートの意味

「エントリーシートを提出すること」は「採用試験に申し込みをすること」を指します。(これを一般に「エントリーする」と言います。)
エントリーシートの提出は一次選考も兼ねています。合格した人だけが次のステップに進めます。

●エントリーシートの入力方法

エントリーシートの入力方法は企業によって様々です。受験機会を逃すことのないよう、あらかじめ就職サイトや各企業サイトに掲載されている「エントリー方法」、「採用の流れ」などを確認しておきましょう。

●エントリーシートの入手方法

エントリーシートの入手方法には、主に下記の手段があります。
①エントリーした企業から郵便で送られてくる。
②企業のHPから印刷(または入力)。
③企業が開く説明会で配布される。

●エントリーシートの設問

エントリーシートによく出題されるテーマは、大きく分けて下記の2つの系統に分類されます。

①志望動機系の設問
・あなたの能力が当社でどのような形で発揮できますか
・入社後、どのような職種・仕事につきたいのか?
・今後のキャリアビジョンは?

志望動機を書くためには業界・職種・企業研究を十分にしたうえで、企業と自分との接点を明確にすることが重要です。企業のことを知らなくては、志望動機は書けません。事前にしっかりと研究をして、この企業に入りたいという熱意を伝えましょう。
②自己PR系の設問
・学生時代に頑張ったことは何ですか?
・今までの苦労した経験とそれを乗り越えるためにどのようなことをしましたか?
・あなたの人生のキャッチフレーズは何ですか

自己PRを書くためには「自己分析」が必要です。自分を客観的に見つめることで自分の「魅力」「能力」「価値観」を明らかにしていきましょう。

●エントリーシートの基本的な書き方

①設問にあった回答をする
当たり前のことですが、どんなに内容がよくても、設問の趣旨と異なっていては評価されません。その設問で企業が何を知りたがっているのかをよく考え、的確に回答しましょう。
②自分の個性を伝える
マニュアル本や他人の真似をしても、すぐ見抜かれてしまいます。人事担当者は何千枚というエントリーシートを読みます。他人と違う自分の個性を伝えることが大切です。
③具体的な経験や数字を明記する
説得力のあるものにするには、具体的なエピソードや数字や時期などを明記しましょう。具体的な情報を織り込むことで、読み手にとってはイメージしやすく、印象に残りやすくなります。
④簡潔かつわかりやすく書く
回りくどい文章は印象がよくありません。簡潔に書く手法として、「結論から書く」ことは有効です。最初にアピールしたいことを伝え、人事担当者に興味を持たせることが必要です。
⑤ビジネス文書であることを意識する
エントリーシートはビジネス文書です。プライベートで友達とやりとりするような文書とは性質が全く異なります。表現にも注意し、読み手に親切な文章を心がけましょう。
⑥「うそ」は書かない
自分を売り込むことは大切ですが、あくまでも等身大の自分自身を伝えましょう。
⑦面接で聞かれたいことをエントリーシートに書く
面接の際、提出したエントリーシートにもとづいて質問をする企業が多くあります。面接はシートの内容に沿って進められていく場合がほとんどです。面接で聞いてほしいと思うことは、エントリーシートに盛り込んでおきましょう。
⑧志望動機と自己PRに相関性を持たせる
自分は「何がやりたいのか」「何ができるのか」「何が大事なのか」。選択した職業と自分とのミスマッチの危険性を軽減するためにも、志望動機と自己PR に相関性をもたせ、説得力のある自己表現をすることが大切です。
⑨正しい日本語で書く
日本語の文法や文字、表現と内容を日本語ができる人に確認、添削してもらい、アドバイスをもらいましょう。

●エントリーシート記入時の注意

①紙面で応募する場合は、必ず下書き用として複数枚コピーをとる。
修正液の使用は好ましくありません。下書きをしてから清書しましょう。
②読みやすい字で丁寧に記入する
誤字脱字は問題外です。字は上手でなくても、丁寧に記入しましょう。
③空欄は避ける
なるべく余白を残さないように、有効にスペースを活用しましょう。
④記入後も必ずコピーをとる
セミナーや面接に行く前に自分が何を書いたかをチェックするのに必要です。
⑤貼り付ける写真の裏には「学校名/学部/名前」を記入する
企業が仕分けをしたりする際にはがれてしまうことがあります。
⑥日本語のできる人にチェックしてもらう
日本語の文字や表現に間違いがないか、確認してもらいましょう。
⑦締切間際ではなく、早めに提出する
届いた順番に選考を進める企業もあります。
また、締切間際に提出する学生も多いため、じっくり読んでもらえなくなることもあります。
Webの場合は締切前にアクセスが集中して送信しづらくなることもあり、結局、間に合わなくて受験できなくなるケースも多くあります。

不備のないよう、早めにしっかり準備しましょう。

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